木造の住宅は2階建てが理想的な住居である

木造の住宅を建てる際3階建ての木造住宅を希望する方がいますが、あまりおすすめできない住宅になります。その理由を説明しますと、まず、木造で3階建てを立てるとする場合2階建ての1.5倍以上の荷重に耐える設計で住居を作ることになります。この場合、多くはしっかりとした基礎を作り建物を建てるのですが、周囲によっては地盤が安定しない場所に住居を構えることもあります。そうした場合、3階建ての住居は理論上は設計できるのですが、安全に住むことが出来るかどうかは別の問題です。そのため、施工する側として地盤を安定させる工事を行う必要があり、地盤を安定させるためにさらに出費がかさむこともあります。そのため2階建ての住居こそが理想的な木造建築であると言う結論です。逆に言ってしまえば、地盤が安定しており、補強する心配がなく、木材で耐久製を出すことが十分可能な技術を持っている左官工であれば3階建ての木造建築の住居も理想的な住居であるといえます。